モロ☆コラム|長いは正義!? 電動ガンにノーマルより長いインナーバレル組んだらこうなった!

モロ☆コラム|長いは正義!? 電動ガンにノーマルより長いインナーバレル組んだらこうなった!

ちょっとカスタムしてみたくなった!

職業柄、けっこうエアガンは種類を持っている方だと思うのです。

そうはいっても、使う銃というのはだんだん固定されてきます。

デザインが気に入っているモノ、使い勝手が良いモノ、愛着があるモノなどなど・・・

どれもがその存在に意味があり、またカスタムしていくことでその意味合いを深めていくわけです。

そんな中で、わたくしモロ☆も信頼を置いているKRYTAC。

ノーマルでも全く問題ない性能、そして耐久性。

この二点が非常に重要な要素なのですね。

他の銃を持ってサバゲに行く際も必ず同伴させ、故障や貸与の必要が生じたときに、

最もクセがなく扱いやすい存在として大変重宝しております。

しかし!

まだまだドノーマルなんですよ!

つーわけで、今回はこのKRYTACのCRBに手を入れちゃいます!


ちょうど良いサイズが魅力のCRB。

ほどよい全長と重量バランスは、使い手を選びませんね。

んで、今回このモデルに何をするかというと、

インナーバレルを延長します!

もちろん切った貼ったで伸ばすわけではなく、ロングサイズのインナーバレルを組み込みます。

そんなわけで、早速バラしていきましょう!

まずは、フロント側のテイクダウンピンを抜きます。

左面にある六角ネジを外し、

ピンそのものを抜き去ります。

すると、

もう上下に分割できちゃいます。

KRYTACのシリーズは、バッテリーがストック内に収まる後方配線なので、

アッサリ分解できちゃうんですね。

分解すれば、

あとはインナーバレルを抜き出すだけ。


チャンバーユニットのリングを外せば・・・

このように、チャンバーパッキンごとインナーバレルが取り外せます。

ここまでに使用した工具は、テイクダウンピンを外した六角レンチのみ!

こんな簡単にインナーバレルに到達できるモデルはないのでは?と思うほど簡単な作業でした。

外したノーマルの代わりに組み込むのがこちらです。

EGバレルの590㎜!

ノーマルのインナーバレルが280㎜ですから、なんと倍以上の長さを誇ります。

このEGバレル590㎜は、スナイパーライフルであるPSG-1用となっています。

真ん中のバレルがノーマルです。

やはり、スナイパーライフルにはロングバレルが似合う!

実銃は、命中精度やパワーとバレルのサイズは密接な関係にあります。

ならばこのエアガンでも同様なのでは?とすれば、これだけ長いバレルはかなりの高性能が期待できそう!

それでは今度は組み上げていきます。

チャンバーパッキンを移植したインナーバレルを、チャンバーユニットに装着します。

もう既に、異様な雰囲気ですな。

マズルからめっちゃ飛び出してる!

・・・まぁこれは、あとから何か考えよう・・・

ホントはダメですよ!

ぶつけたりして曲がったら、弾も出なくなりますから・・・

そんなこんなで

完成!ちょっとだけ様子のおかしいCRBが完成です!

では早速、パワーを測ってみましょう!

ノーマル
86.14
86.7
86.31
85.15
84.9
85.15
84.29
82.8
84.77
86.13

カスタム
67.21
67.81
66.88
67.47
68.25
67.73
66.73
67.27
66.06
68.23

・・・あ、あれ。

大幅にパワーが落ちてしまったぞ・・・

何故こんなコトが起きたのでしょう?

その理由がこちらです。

電動ガンの心臓部に鎮座ましますシリンダーです。

よくよく見ると、、、

穴が空いているのです。

エアソフトガンはご存じの通り、空気の力で弾を飛ばします。

その弾を飛ばす空気の量は、シリンダーの容量で決定します。

穴が空いているということは、その位置にピストンヘッドが到達するまでは空走となり、BB弾に空気の力は伝わりません。

穴を超えた段階で、空気は銃口方向に流れて弾を加速させるのです。

では、なぜわざわざ容量を減らしているのでしょうか。

穴が空いていないシリンダーの場合、ピストンが前進を開始する直後に空気がBB弾を押し始めます。

この時、ピストンの動きに合わせて空気の圧力も徐々に高まっていきます。

すると、BB弾の速度も徐々に高まっていくので、それなりのバレルの長さが必要になるわけです。

それに対して、CRBの場合は280㎜というバレル長です。

このバレル長では、穴の空いていないシリンダーに対して短すぎる、ということなんですね。

そこで、シリンダーに穴を開けて先にピストンを加速させ、その上で空気の圧力を急激に上げパワーを稼ぐのです。

 

実銃の場合は火薬の力で弾丸を発射します。

そのエネルギーは凄まじく、弾丸を秒速数百メートルというスピードまで加速させ、余ったエネルギーで

銃の機関部を作動させるほどです。

そのため、バレルが長くなる=加速時間が長くなると威力や命中精度が高まる傾向にあります。

しかし、エアガン特に電動ガンにおいては、空気のエネルギーは限られています。

シリンダーの内容量以上の空気を放出はできません。

そのエネルギーを効率良く使う為にシリンダー容量が決まり、対応するバレル長が決まってくるのです。

 

カタチや重さまでうり二つなホンモノとエアガンですが、発射する機構は大いに異なります。

それがエアガンの奥深さであり、魅力ともなっている部分です。

命中精度や飛距離、そして安全性。

すべてを兼ね備えるのは難しい作業であるコトは想像に難くありません。

だからこそ、その道を追求する楽しさがある。

それもまた、エアソフトガンの魅力に他なりません。

【Photo&Text:モロ☆】

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